[エッセイ]お笑いバカと言われて喜んだあの頃

池袋でちょっとした用事があり、その帰り、

ふと、ある看板が目に留まりました。

 

「東京クリエイタ―ズ・ファイル祭」

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ロバートの秋山がやっている、「クリエイターを名乗る人物あるある」みたいなものなのですが、

CMで見てからずっと気になっていたんです(笑

きもくて目が離せないというか。すんごいバカバカしくて。

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フチガミヨウコというファッションデザイナー

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いるよねー、こういうデザイナー

でもみんなちょっとズレた発言をしているのがいい。

 

秋山ってこんなに人気あったんだ、というくらい人が来てて、

みんな外国人みたいに声だして爆笑してた。

楽しかったです笑

 

 

こういうお笑い系のものを観に行ったのは久々で、すごく懐かしい気持ちになりました。

唐突ですが、私めっちゃくちゃお笑い好きなんです。

 

幼稚園の頃の将来の夢は「お笑い芸人」

 

当時仲が良かった幼馴染の女子と一緒に芸人目指そうぜ、とネタを作っては、

友人を結構な人数、体育館に呼び出しては自分たちで作った漫才を無理やり見せていました。

大人しく見てくれた友人たち、よく付き合ってくれたな、と思います。

さぞかし地獄のような時間だったことでしょう。

 

作ったネタは曖昧にしか覚えていないけど、たしか

金メダル奪取を誓った人間が、4年間かけてメダリストから金メダルを奪い取るための厳しい訓練を積む、

という謎コントだった記憶だけはあります。よくわかりませんね。

 

そして、なんとまぁすごい話なのですが、現在、当時の相方はヨシモトで芸人をしています。

ほんとになりたかったんだね。

いつかブルゾンみたいに売れますように!がんばれ!

 

私の場合は根性なしなんで、芸人になりたい熱は小学校に上がると同時に冷めましたが、

それでもまだ人前でなにかをするのは好きだったので、

小学5年生の頃、「エンターテイメントクラブ」という部活に入りました。

普段の活動は、ネタ作り、そして月一で部員同士ネタ見せをするという本格的なお笑いクラブです。

 

そして年に一度、クラブ紹介の際には全校生徒の前でネタを見せることができるので、

それに向けて最高のネタを仕上げていきます。

 

小学5年生。

思春期に差しかかり、少しはモテたいとかいう感情が芽生えても不思議ではないのですが、

私はそれよりも「面白いと思われたい」という気持ちが強くありました。

 

そんななか、全校生徒の前でのネタ見せ。

ダダずべりしたらもうこの学校では暮らしていけない・・・・・・という覚悟がありました。

(今考えてもあのときの私、メンタル強すぎる思う)

 

披露したのは、私が得意としていたドラえもんの声マネで「ドラえもんが絶対に言わないゲスなセリフ」のコント。

これが・・・

もう考えられないほどウケて・・・・・・笑

 

多少記憶の捏造はあるかもしれませんが、まぁ自分の記憶の中ではM-1決勝のサンドウィッチマン並みにウケたんです。

 

 

そして、笑わすのは楽しい、というポジティブな印象だけ残したまま高校生になりました。

 

将来の進路を決めるときもコントとか漫才を作ってみたい気持ちはあったので、

日芸の文芸学科にAOで落ちたら吉本養成所であるNSCの構成作家コースに入学しようと思ってました。

(この時点で自分自身が芸人になろうと思わなかった理由は、壊滅的に大喜利が苦手だったから)

 

こんな本を熟読していたあの頃。

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これ買った奴、絶対お笑い向いてない^^

 

担任の先生に進路調査表を見せたときは、さすがに進学校のお嬢様系女子校なので親を呼ばれまして、

「ほんとに第二志望よしもとでいいの!!?」

と詰め寄られたのもよい思い出です。

 

高校一年のときは芸人の追っかけにハマり、ずっとライブを観に行っていました。

私がハマったのはアームストロングというコンビ。

もう解散してしまいましたが、ひとりは近年、とにかく明るい安村としてピンになりました。

あとはピースの又吉さんも好きだった。

腐るほどサインもらいました。

 

渋谷のセンター街を抜けたところに無限大ホールという毎日若手芸人がお笑いライブをやっている施設があり、

多いときには週5で通うという生活。

ほんとアホだと思います。勉強しろや。

休みの日は朝から晩まで。

入り待ちから、中抜け、そして出待ちまで。

差し入れと、ほんの数分話をするためだけに飽きもせず無限大ホールの前に突っ立っていました。平和ですね。

12時間余裕で立ってるときもあって、この体力は探偵時代の張り込みに役立ったかもしれないw

 

 

ちょうどはんにゃ・フルーツポンチ・しずるが全盛期でして、

「エンタの神様」というネタ番組が流行っていた頃でした。

その3組が楽屋裏から出てくると、女の子のファンが一斉に群がり、

センター街を追いかけっこ状態。

かなり異様な光景です。

今はそんな人気のある若手はいなそうですね。無限大ホールの前の出待ちの数も少ないです。

 

 

さすがにお笑いライブを観に行きすぎてある日親に怒られました。そのときの台詞は今でも覚えています。

 

「このお笑いバカ!!」

 

お笑いバカという響きすら、なんかちょっと嬉しかったので私はこのときわりと狂っていたのだと思います。

 

しかし、当時の自分を擁護するわけでもないのですが、

女子高生、特に女子校の子なんか、誰かにハマってなかったらやってらんないですよね。

身近には少女漫画に出てくるようなイケメン男子もおらず、臭くて脂っぽい先生しかいないなかで、少しでも日常でキュンキュンしたいなと思うわけです。

それは仕方がないことだと思う。

そこでジャニーズにハマるか、マンガのキャラにハマるか、あとは各々俳優が好きだったりバンドが好きだったりと

いろいろ枝分かれしていくものですが、

かなり少数鋭でも必ずお笑い好きはいます。

ブレイク前の若手お笑い芸人はいわば「会いに行ける身近なアイドル」ですからね。

 

しかし推しとはいえネタがつまらなかったら笑わないです笑

そこはシビア。ネタの構成は大事。

 

そんなお笑い好きだった私なのに、

今ではピコ太郎が流行ってたことにしばらく気が付けないほどまでに落ちぶれ、

みやぞんという芸人がいつからあたりまえのように天然キャラとしてテレビに出られるようになったのか判らないくらい、

お笑い離れが進んできています。

なんならブルゾンちえみも、どこから火がついたのか正直わからんけどとりあえず面白いってことで友達と話を合わせています。

 

とはいえ若手の俳優の顔もみんな同じに見えたりするし、

(最近、ようやく福士蒼大の顔を覚えました^^)

もはやこれはお笑い離れだけの問題ではないのかもしれないですね。

若者の流行にそもそも追いつけていない、ってことか。。

(ジェラートピケを知らなかったことを友達にバカにされたのも、まだ引きずってます^^)

 

・・・・・・とまぁ、少々センチメンタルな気分になってまいりましたが、とにかく笑うのはいいことです。

流行の芸人は知らないけど、今でももちろんお笑い自体は好きだし、M-1もキングオブコントも必ずチェックしますよ。

 

さぁて、久々にアームストロングのネタでも見て、脳みそ空っぽで笑ってばかりいたあの頃を思い出し、

懐かしさに笑い泣こうかな。笑

 

エッセイ

Posted by ayapan