[ブログ]パリピBBQの真実

 

先日アップしたブログ「パリピBBQ♪」

 

まぁだいたいのところは合ってるんだけど、だいぶ無理してパリピに擬態したため、
言葉遣いに間違いがあったらすみません。

「若者言葉」

「流行語 2017」

でググりまくって浅い知識のなかで書いたんですが、

 

「あげぽよってまだみんな使ってるの!? 卍の使い方これでいいの!??
てかウケるって言葉はまだ古くないよね!!!??? え、古い!???」

 

と、一言書くだけで脳内大混乱で大変だった。

今、私は27歳。現役女子高生とは10歳の差があるわけで、10年も違ったら文化は変わる。
こうして若者の言葉がわからなくなっていくんですね・・・・・・おそろし。

 

さて。

実際に私は大学時代の同期メンバーで大井ふ頭へBBQに行ってきたわけなのですが。

まず、大学時代の同期というと聞こえもよく、リア充らしい雰囲気がでてますが、
しかしこの仲間たち、私のゼミの友達で、文芸学科卒というオタク中のオタクの集まりです。

基本がインドア根暗のくそオタクです。
ディスってごめん。でもほんとのことだから。笑

 

去年は同じメンバーで海に行ったのですが、
そこでも砂浜で本の交換会をしたり、
ビーチボールを投げ合いながら「近代の文学者」というテーマで山手線ゲームをするという、キラキラした人々の集う海あるまじき陰気なゲームをおこないました。

「中島敦!」「阿部公房!」「谷崎潤一郎!」

たぶん、文学者の名前なら永遠に続く気がする。
こんな集団いやですね。

 

そんな仲間たちだったので、今回こそはちゃんとしたパリピになろう!という密かな野望を抱き、
BBQという戦場へ繰り出しました。

いやまじでやる気だった。

IMG_7164

この写真も「手を挙げて全身を使っておけばなんか楽しそうに見える」という元気な友人の教えに従ってみました。
おかげで見事に擬態できたのでは?と自分では満足しています。

 

 

さて。

BBQ会場に足を踏み入れると、
どこからともなく「うぇーい」という声が。

(ほんとにパリピってうぇーいっていうんだ・・・!)

このとき微かに感動を覚えました。

そして女の子たちの服はなぜかびしょびしょ。どうやら水風船を投げ合っていた模様。

そういうやんちゃも、こういう場ならば許されます。

 

「ちょwおまっww」

みたいなことを言って、やめてほしいのかもっとやってほしいのかわからない反応をする三代目なんちゃらブラザーズ的な風貌の男子がたくさんいました。

なんだかすごい場違いなところに来てしまった、と緊張。すれ違う女子の露出度の高さにもドキドキ。

 

不安を覚えながら、私たちはとりあえず小さな声で「うぇーい」と言って乾杯をし、椅子に座って一息つきました。
「ふぅ・・・ヒアリに刺されたくないね」
なんて話をしながら、すっかり落ち着いて普通に食事をしているとき、ふと周りを見て気づいたのです。

(パリピは・・・着席していない・・・!?)

 

きっといろんな人との絡みを楽しむのがBBQの醍醐味だからなのでしょう。
(BBQは関係性の浅い人同士でやるのがよい、という説を友人は唱えていました)
気が付くと隣のパリピグループのほとんどの人が椅子に腰かけてはいなかったのです。
落ち着いて、のんびり肉食ってるのなんて論外。

盛り上げ、酒を飲み、肉を素早く焼き、うぇい、と叫ぶ。
こんなにくそ忙しいのに、座ってる場合ではありません。立って動いて、コミュニケーションをとらなければ、BBQに来た意味がありません。

「みんなで火をみつめてるなんて、ゾロアスター教みたいだね」
なんてコンロを囲って喋っていた私たちオタクは完全に間違っているのです。
そんなん、パリピ女子に言ったら一瞬でしらけます。

 

「とりあえず音楽を流そう!」
ということで、唯一のパリピっぽいグッズ「スピーカー」登場。

Bluetoothでスマホから音楽を流せるという。いやぁこれのおかげでだいぶパリピクオリティあがった。

なにをかけたらそれっぽくなるのか、という話になったけれど、
結局正解はわかりませんでしたね。クラブミュージックを聴いている人間はその場にはいなかったし、とりあえず軍艦マーチかけた時点でいろいろ違う。

 

BBQ終了の時間になり、私たちのグループは大学のサークルみたいにとりあえずの一本締め。
なんだか渋い。

他のパリピグループもお疲れなのか飲み過ぎなのか、なぜかみんなありえないくらい泥だらけで、下着のような恰好の女の子たちも椅子にもたれかかって眠っていて、気怠い不思議な雰囲気が漂っておりました。

相当楽しかったんでしょう。飲んで、盛り上がったのでしょう。
お疲れさまです。

 

今回パリピに接近して思ったのは、パリピは平和主義だなぁということ。

心の底から盛り上がりたい!→参加者ひとりでもつまんなそうにしてるのはいやだ!なんか萎える!→だから、みんなハッピーになろうぜ!!

そんな構造があると思う。
「それな」と言いながら相手の話を汲み取る共感力が非常に高く、空気を読んでノリを大切にする。
イベントでつまんなそうにしている人にはガンガン話かけて巻き込んで、最終的に
「ここに集まった全員が最高!みんなが楽しめた!奇跡!」
という楽しい夏の思い出をつくりたいという目標に向かっている。

だから周りを盛り上げるためには体も張るし、イッキするし、喉がつぶれてもツッコむしゲラゲラ笑うし、身体すべてを使って今この瞬間を生きてる悦びみたいなものを表現しているのだ。
人生最高!と思って、うぇーいと叫ぶのだ。(壮大

だから「パリピかよw」と苦笑しながらも人見知りでビビりな私はちょっと、いや結構うらやましいなと思うんです。
他人に迷惑をかけなければ、テンションぶち上げてみたい。バイブスあげたい。

「うぇーいって叫べば、うぇーいな気持ちがあとからついてくんジャン☆」

っていうどこかで聞いたパリピ名言も、
私の場合はうぇーいって叫ぶ最初の元気がないし、スタミナもないから仮に最初はがんばって元気なふりしてても、だんだんめんどくさくなってきてとにかく静かに酒を飲む事に勤しむしかなくなる。
BBQみたいな開放的な場面では、こういう性格は合わないのかもしれないなぁ。うるさいところだと耳悪くて声聞こえないし(ババァ

 

とりあえず今回も私たちメンバーはパリピにはなりきれなかった、というオチでした。
でも、とーっても楽しかったのは事実!

 

そういえば白いTシャツを着てきたチャレンジャーな友人は今回、一切服が汚れなかったそう。

我々グループのひとりが紙エプロンを持ってきてくれたのだ。

野性味あふれるBBQ会場でお行儀よく紙エプロンを首からさげて肉を喰らう私たちには、
うえーいなんて言葉、やっぱりまるで似合いっこないんでしょうね。

 

 

 

エッセイ

Posted by ayapan