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[書評]最果てアーケード 小川洋子

  • 2017.02.01

最果てアーケード 小川洋子   作家にはそれぞれ色があると思う。   たとえば芥川龍之介はぼやけた海老茶色、宮沢賢治は眩しい黄色、 江国香織は透明な冷たい青、宮部みゆきは鋭いグレー・・・・・・ といった具合に、ぼんやりと、彼等の書く文章には独特な色が滲みでている。 読んでいる自分の心理状態も関係しているかと思ったが、そうではなかった。 作品そのものというより、作家の文章自体に、 […]

理想的眼鏡との出会い、そして別れ

  • 2017.01.29

私立女子校に通う女子なんて、学校内での男性とのふれあいといえば 先生か、もしくは自販機に補充に来る職員くらいのものである。 同世代の男子高校生と話す機会など、普通に過ごしていたらほとんど恵まれない。 当時芸人のおっかけはしていたが、相手は一応芸能人だし、年上だ。 私は同世代の異性に対して免疫のない女子だった。 ましてや恋をするなんて、少女漫画でしか見ることのできない未知の世界だった。 そんな私が高 […]