カテゴリー:エッセイ

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コーラの飲めない夜は死ぬ思い

  • 2017.02.05

私の血液はコーラでできている、と思う。 血管をべたべたの黒い液体が流れている図は、想像に難くない。 私はコーラを愛している。 こういっちゃなんだが、骨も溶けるいけない美味しさである。 お酒や紅茶やココアも好きだけど、いちばん好きな飲み物はと問われたら、 それはコーラであると逡巡することなく答えるだろう。   やはりコーラに最も合う食べものといえば、 ピザやハンバーガーになるのだろうか。 […]

合コンに行ったらキャッシュフローゲームに誘われた話[後編]

  • 2017.02.03

さて。前編の続き。   私が連れていかれた件のゲーム会場は、雑居ビルの中の貸し会議室であった。 すでに2、30人の参加者がいて、私たちが入ると一斉に自己紹介がはじまる。 大学生、会社員、研究者、ニート、など様々な人種が集まっていた。 お菓子がたくさん用意されていて、好き勝手食べていいよーという、アットホームな環境の中で、 談笑しながらボードゲームの準備が進められていく。   & […]

合コンに行ったらキャッシュフローゲーム会に誘われた話[前編]

  • 2017.02.03

合コンなんて実りのないもの、特別好きだ、とか行きたいとか、 思ったことがない。 出会いとかあんの? 確率低くない? そもそもそんなとこで出会ってもなんだかなー。 と思う側の人間だった。 はずだった。 でも去年のはじめは彼氏も仕事もほぼ同時に失い、 つまり愛も金もない最悪の状態でズタズタにやさぐれていたので、 そんな私を見かねて合コンでもいかが?とばかり誘ってくれる友達が非常に多かった。 掌を返すが […]

電車内における人間の本質について

  • 2017.02.02

人間の本性が最も露見する場所は、朝の電車内であると思う。   此処は恐ろしい空間だ。 誰もが自分本位になる。 誰かの苛立ちがさらに苛立ちを呼び、厭な空気が車内に充満している。 自分のことだけを考え、どんなにアナウンスや掲示板で呼びかけようとも我先にと電車に乗り込み、我先にと電車を降りる。 座りたい、眠りたい、行きたくない、帰りたい、 と様々な欲望をぼんやりとした頭の中に抱え込み、誰しもが […]

ティッシュ配りの恨み。ふんわり呪ってます。

  • 2017.01.31

誰かに対して呪ってやる!という強い気持ちを持ったことはあるだろうか。 正直に告白するなら、私はある。 くそー、と顔を歪め、そいつが去っていく背中を視線でいつまでも追ったことがある。 ティッシュ配りのバイトをすると、きっと経験することだろう。   昨年の夏前、人生で最も金がなかった。 仕事をやめてから半年ほど無職だったからだ。 このままではなにもできずに自堕落な夏を過ごすことになると焦った […]

理想的眼鏡との出会い、そして別れ

  • 2017.01.29

私立女子校に通う女子なんて、学校内での男性とのふれあいといえば 先生か、もしくは自販機に補充に来る職員くらいのものである。 同世代の男子高校生と話す機会など、普通に過ごしていたらほとんど恵まれない。 当時芸人のおっかけはしていたが、相手は一応芸能人だし、年上だ。 私は同世代の異性に対して免疫のない女子だった。 ましてや恋をするなんて、少女漫画でしか見ることのできない未知の世界だった。 そんな私が高 […]

お洒落のために帽子を被る勇気とタイミングについて

  • 2016.12.04

  日常生活ではなるべく目立たないように生きたい。 例えば、日焼け防止のためとか頭皮を隠したいなどの特別な理由がある場合を除いて、 つばの広い女優帽などをかぶったりして電車内で浮きたくない。 「あの人どこに行くのかしら」 「あの帽子とあの恰好は似合わないのではないか」 と、いらぬ思案を周囲の人々にさせたくない。 だから私は基本的に、当たり障りのない服を着て無難に日々を過ごしている。 &n […]

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