小説

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 立ち上がりながら隣の様子を横目で確認して、私はのんびりと帰りの支度をはじめた。

何度もデスクを整頓し、ポーチや手帳をかばんに仕舞い、忘れ物がないか、引き出しの中までしつこく確かめる。

仕事はあれほどテキパキし ...

エッセイ

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探偵という仕事についている場合

 

「合コンでは自分が探偵ということを明かしてはならない」

 

というのはよくある話。

 

エッセイ

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中学時代、前髪と横に垂れてくる後れ毛が無性にうざったくてしょうがない時期があった。

 

「いっそ坊主にしたい!!!」

が口癖の時期である。経験したことはないだろうか。

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エッセイ

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年齢のせいなのだろうか。

この頃、女の子の友達とご飯に行くと思うことがある。

 

「軟骨のから揚げ、大学時代はもっと食ってましたよね!???」

 

私、揚 ...

小説

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 行儀悪く新聞紙を片手に開きながら、もう一方の手で食べようとして失敗した。
新聞に目を落としたまま、口を開けた間抜けな姿で、一瞬の間、時が止まった。

朝は少し早めに家を出て会社近くのカフェに立ち寄り、こうしてニュー ...

エッセイ

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大学を卒業し、探偵社に新卒で入社した。

私は調査部に配属となった。

(探偵社に入るときの就活の話は以前書いたのでこちらも併せて読んでいただきたい)

 

 

小説

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 何故この家はこんなに寒々しく、恐ろしいのだろう。

子供時代から厭だった場所である。しかしもういい加減、十五年も経っているのだから平気だろうと思っていた。
やはり駄目だったようだ。むしろ年月を経て、より不快さが増し ...

オリジナル作品, 小説

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ハロペリドール、デスパ、ハルシオン。
呪文みたい、と思いながら白い紙袋を開け、名前をいちいち口に出して手のひらにのせる。
粒の量を目で追って確認する。

いち、に、さん。

よし、だいじょうぶ。 ...

エッセイ

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遠足では500円以内などの規定の下、お菓子を選んで持っていくことがある。

そしてそのお菓子は、自分で食べるだけでなく、友達と交換をしたりもする。

「あーっ、これおいしいよね!」

みたいな反応がもらえ ...

エッセイ

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2015年クリスマス。

直前に彼氏と別れ、さらに12月いっぱいで仕事も辞めて有給消化中、

かつ次の就職先も決まっていない私は史上最強にやさぐれていた。

学生でなければ会社員でもない、あえて役柄を充て ...

エッセイ

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クイーンのフレディ・マーキュリーをご存じだろうか。

知らないとは言わせない。

 

クイーンとはご存じの通りイギリスのロックバンドで、

ボヘミアンラプソディ、キラークイーン、ウィ ...

エッセイ

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ゴリゴリの日本人として生まれたけれど、

やっぱり余裕のある外国人みたいな生活にも憧れる~ってこと、ありますよね♪

・・・・・・ありますよね?

だけど、生乾きのぞうきんのような、生活臭漂うこの毎日。